ベトナムのオフショア開発会社に行ってきました

3年ぶりの投稿です。
おかげさまで、バリバリコードを書くことはなくなったもののWebの界隈で頑張る事ができています。
最近は会社を自社だけでなく、ベトナムのハノイにある会社にオフショア開発という形で依頼させてもらってます。
オフショア開発の大半はラボ型と言われるもので、専属の開発チームを現地でもつようなものです。
なので(建前としてはあるが)明確な成果物がない場合もあります。
単価は24万〜50万/人月くらい。
テスター、ブリッジエンジニア、エンジニア…みたいな構成が多いかと思います。
下はベトナム人のテスターで上は日本人のPMという感じです。日系のオフショア開発会社だと日本人のPMが入ったりするので、どうしても高くなります。
レベルはどうかというと「人によりけり」という印象です。ベトナム人でもレベルが高い人もいれば低い人もいる。
日本人が日本で求められる細かい要求仕様(IE10でもエラーなしで動く等)は守られない事もあるけど、まあ値段が相殺してくれてると考える。
未だわからないのがテスターの重要性。日本でそこまでクローズアップする事もないけど、ベトナムではやたらテスターの存在感がある。

さて、現地に行って仕事もしながら、せっかくなので現地のエンジニアに話を聞いたり他の会社の人にエンジニア話を聞いたので簡単に纏めます。

結論、AIにエンジニアの仕事が取って代わられるとは思わないけど、単価の安いアジアのエンジニアは驚異である。

  • オフショア開発会社に4社訪問したけどどこもエンジニアの採用しまくっていて増床中
  • 一人80cmくらいのデスクで開発していてさながら工場
  • 優秀なエンジニアを採用するのにヘッドハンティング等のリクルーティングが活発
  • ベトナムは日本/韓国のオフショア先になり、インド/フィリピンは欧米のオフショア先になる(第二言語が英語なので)
  • ベトナムはエンジニアに限らず英語が通じない
  • 品質はオフショア会社次第の印象
  • (本当かわからないけど)ベトナムのエンジニアは簡単なテストしかせず、ちゃんとしたテストはQA担当の仕事
  • 日系は30万〜48万/人月が相場
  • ベトナム資本の会社は25万〜28万/人月が相場
  • 物価上昇率が年5%に加えて、給与を年数%上げる義務があるらしく値上げは必至
  • スクラム開発人気

日本人が優位なのは何か?

  • スピード(コーディングではなく、システムで解決するかの意思決定の早さ)
  • 課題解決力
  • 繊細さ
  • 上流工程

よく言われるやつばかりですが、日本人が生き残る(エンジニアリングを楽しむ)には確かに重要です。
これも、ただ日本人だからただ顧客と近いところにいるからというだけのアドバンテージなので、大した事ない。
商流もちゃんとできてる、クオリティは日本と変わらずで費用が半分以下。
日本にいててもグローバルに戦っていかないと駄目で、コーディングだけするエンジニアが生き残れる会社は減る一方なので、厳しい世界になりそうだ。
少なくとも日本でフルリモートでやろうとしてる人には大規模案件がまわって来なくなるかもね。

大阪のWEB屋です。